さぁ、マテ茶を飲んでみよう!
マテ茶へのこだわり
マテ茶飲んでみたいけど、いろいろ道具いるんでしょ?
どうやって飲むのか、よく分からないと思われる方もいらっしゃると思うので、今日は簡単にマテ茶の飲み方をご紹介します。
以前もご紹介したように、マテ茶は日本でいう緑茶と同じで、アルゼンチンの人達にとって欠かすことができない飲み物。生活に密着しているからこそ、地域や家庭によっても飲み方も様々だったりします。朝起きてマテ茶に始まり、寝る前のひとときをマテ茶で終わる。とくに地方では、まだまだそういった習慣が強く残っています。
日本に茶道があるように、多くのアルゼンチンの人はマテ茶をこよなく愛し、美味しく飲むためにどのマテ茶葉で、どのように準備し、お湯の温度、注ぎ方まで一つ一つ強いこだわりを持っています。私も友達の中にも、ここのブランドの茶葉とあそこの会社の茶葉をブレンドして、お湯は何度でないとダメと言って、おかげで彼と会うときは、本当に美味しいマテ茶を頂いてます。
今日はマテ茶を飲むために必要なもの、基本的な飲み方を簡単に紹介しまーーーす。
と言っても我が家のマテ茶の飲み方が、本当に正しくて一般的なのか分からないので、しっかり調べてみました!
情報元には: 1.国立マテ茶研究所
Insutituto nacional de la yerba mate
2.マテ茶愛好家のコミュニティー
Fans del Mate
3. EASソムリエ協会
EAS sommeliers
4.TARAGUI (アルゼンチンでマテ茶葉シェアNo.1の会社)
TARAGUI
5. ElMate(マテ道)
Elmate
マテ茶を飲もう
一般的な温かいマテ茶編
準備するもの:
マテ壺とボンビージャ、そしてジェルバ(マテ茶葉)
マテ壺とボンビージャ、そしてジェルバ(マテ茶葉)
マテ茶の入れ方:
1.マテ壷に茶葉を4分の3ほど入れます。
2.壷の口を手でふさいで、逆さにして2、3回振ります。茶葉をマテ壺の片側に多く 積もらせるようにして元に戻します。(壺を45度程度に傾けます)これで、茶葉が細かい粉と葉、小枝がちょうど良く混ざり、少しだけ粉が上の方になります。
2.壷の口を手でふさいで、逆さにして2、3回振ります。茶葉をマテ壺の片側に多く 積もらせるようにして元に戻します。(壺を45度程度に傾けます)これで、茶葉が細かい粉と葉、小枝がちょうど良く混ざり、少しだけ粉が上の方になります。
3.マテ壺を傾けながら、茶葉が片側に多くよって、もう片方茶葉の少ない穴の開いたところに、45~50℃のぬるま湯少し注ぎ、茶葉が湿るのをまちます。
4.茶葉が湿るのを数分待った後、茶葉の少ない方にボンビージャを差し込みます。い ったん差したらボンビージャは 動かしません。動かすとボンビージャが詰まってしまい、飲みにくくなります。
5.ボンビージャが 刺さっているところから少しづつお湯(75℃~85℃)を注ぎます。上部の茶葉全体がお湯で濡れてしまわないように、ボンビージャの上から細くお湯を注ぐ感じです。お湯の量も壺いっぱいいっぱいではなく、上部の茶葉が湿るか湿らないか程度で大丈夫です。
6.あとはお湯が熱いので、やけどをしないようにゆっくりとボンビージャからお茶を飲みます。飲み終わったら、また同じようにお湯を注ぎ飲むを繰り返します。
マテ茶の味が薄くなったら、ボンビージャの位置を乾いてるほうに少し移動しすると、また味が戻ります。 それでも薄くなった場合には茶葉を全部あるいは部分的に取り替えます。
家族、友人や仲間と一緒にマテ茶を楽しむ時は、マテを渡されたら一人一杯づつ飲みます。 全部飲み終わったらマテを入れてくれた人(セバドール)に返します。必ず一人がセバドールになり、マテが順番に全員に渡るようにする役割を担います。
ボンビージャは動かしてはいけません。ボンビージャはマテを入れる人、セバドールの判断で動かします。
飲んだ後、マテ壷をセバドールに返す時にGRACIASグラシアス(ありがとう)と言うと、「もうこれ以上は結構です」という意味になります。
ボンビージャは動かしてはいけません。ボンビージャはマテを入れる人、セバドールの判断で動かします。
飲んだ後、マテ壷をセバドールに返す時にGRACIASグラシアス(ありがとう)と言うと、「もうこれ以上は結構です」という意味になります。